こんにちは。
現役OL兼業カウンセラーのアリサです。
みなさんはこんな経験ありませんか。
職場の同期が他の同僚と飲みに行くらしい。
あれ、誘われてない。
私って嫌われているのかな・・・
合コンで友達は連絡先を聞かれたらしい。
え、私は聞かれてない。
やっぱり私って魅力がないんだ…
嫌われてる?魅力がない?
それって本当なのでしょうか。
こんな気持ちになる背景と「魅力的になる」方法について解説します。
自分に魅力がないと思ってしまう原因
同僚の飲み会に誘われていない。
合コンで連絡先を聞かれていない。
こういう時、真っ先に「自分に原因があるのかな」と感じてしまうあなたへ。
「自分が嫌われている」「自分に魅力がない」
これらの結論が必ずしも正解とは限りません。
それなのに自動的にそう結論付けてしまう背景には、「無価値感」という存在があります。
無価値感とは、「自分には愛される価値がないと思う感覚」のこと。
この感覚を感じやすいかも、と思い当たる節がある方は、ぜひ次の2つのことを意識してみてください。
魅力的になるために知っておきたい2つのこと
無価値感を感じやすいあなたに意識していただきたいこと。
それは、
- 他人の無価値感の存在
- 自分自身の価値を受け取ること
順番に解説します。
1. 他人の無価値感の存在 ~無価値感を感じているのは誰?~
まず、他人の無価値感の存在について。
例えば、仕事もバリバリこなせて、しかも美人な先輩がいるとします。
あなたは彼女と仲良くなりたいけれど、仕事で絡む機会もなさそう。
そんな時、あなたは先輩を飲みに誘えますか?
関係性も築けてないから突然誘ったら嫌われてしまうかもしれないし、
断られたらと思うと怖いし・・・
誘いを受けてもらえる自信がない・・・
こんな感じであなたは無価値感を感じてしまうかもしれませんね。
先輩が自分を相手にしてくれると思えないわけです。
さて、ここで最初の話に戻ります。
同僚の飲み会に誘われない。
合コンで連絡先を聞かれない。
あなたが魅力的な先輩を誘えなかったように、
同僚や合コン相手はあなたを誘っても、あなたの連絡先を聞いても、
「あなたに相手にされないのではないか」という無価値感を感じていたのかもしれません。
つまり、あなたが魅力的だからこそアプローチしなかったとも言えませんか。
ここに気付くことができると、あなた自身から相手に対してアプローチすることで良い関係性を構築できたりします。
例えば、飲み会に興味があることを打ち明けてみたり、あなたから連絡先を聞いてみたりできそうですよね。
自分が無価値観を感じていることに気付いたら、相手の無価値感についても考えてみる。
その意識をしてみると、自分から行動してみる選択肢を選べるかもしれません。
2. 自分自身の価値を受け取ること ~自分の価値、ちゃんと受け取ってる?~
次に意識していただきたいこと。
それは、あなた自身の価値を100%受け取ろうとしてみることです。
実際には、なかなか100%とはいきませんが、意識することがポイントです。
例えばあなたが褒められた時、どのように返していますか。
ある日、会社の同僚と飲みに行った日のこと。
彼女は仕事もきっちりして、資格勉強をすればしっかり受かって取得している。
仕事もできるのに、飲み会では軽快に会話のキャッチボールをしてくれる。
私はそんな彼女が大好きです。
仕事も丁寧にできるのに、一緒に話すと話をテンポよく繋げてくれて、
本当にすごいよね
と伝えると、
アリサって褒め上手だよね。
でも私、本当はそんなに褒められるほどの人間じゃないの。
締め切りもギリギリになっちゃうし、飲み会だと飲みすぎて気配りできなくなっちゃうし、本当ダメダメでね・・・
と言って、その後も自分のダメなエピソードを披露してくれました。
みなさんもこんな経験はありませんか。
いかに自分に魅力的ではないか、
いかに価値がない人間かを証明し続けてしまうと、自分の価値を受け取れなくなってしまうのです。
そうなるまでには、嘘を吐かれたことがあったり、裏でバカにされたり、様々な過去の痛みがあるわけですが、
自分の価値を受け取れなくなると、自分を魅力的だと思えないわけですから、自信はもちろん持てません。
また、あなたを魅力的だと伝えた相手の立場で考えてみると、
「あなたは私を魅力的だというけれど、それは間違っている」と否定されているとも言えますから、
相手は悲しい気持ち、寂しい気持ちを感じてしまうかもしれませんね。
自分の価値の受け取り方
さて、無価値感を感じやすいあなたに意識していただきたいことをお伝えしてきました。
意識したうえで、次は行動していくタイミングです。
「自分の価値を受け取る」という行動。
これができれば無価値観は解消されます。
自分の価値はどう受け取れば良いの?
あなたが、今まで自動的に「相手を不機嫌にさせてないかな?」「私なんかがおこがましい」というような無価値観を発動させてしまう人なら、「自分の価値を受け取りましょう」と言われても「?」だと思います。
シンプルな行動としては、相手から褒められたら、まずは「ありがとう」と言ってみてください。
「いえいえ」とか「そんなそんな」とか前置きはなし、その後のダメなエピソードもぐっとこらえます。
相手の褒め言葉の後にすぐ「ありがとう」です。
また、相手が褒めてくれたポイントについて、自分ではそう思えなくても、「私にもそういう良い面があるのかも?」と意識してみることをおすすめします。
「自分ではそう思えなくても」です。
相手には私がそういう風に見えている、という事実を淡々と受け入れるイメージ。
- 相手の褒め言葉の後にすぐ「ありがとう」と言う
- 相手が褒めてくれたポイントを「私にもそういう面があるかも」と意識する
これらの経験が積みあがると、徐々に自分の価値を感じられるようになってきます。
自分でできる価値を受け取るレッスン
さて、上記では、他人からの視点で自分の価値を知る方法をお伝えしました。
他の人との会話でやるのは緊張する!
一人でできることないの?
という、私のように自分でコソ錬したい方向けに、自分だけでできる自分の価値を受け取ってみるレッスンがあります。
ぜひ試してみてください。
仲の良いお友達や家族の良いところを何個か書き出してみてください。
例えば、優しい、頭が良い、面白い、気配り上手、なんでも構いません。
10個以上書き出してみましょう。
書けましたか。
書けたら、書き出した項目を眺めてみます。
いかがでしょうか。
これらはすべてあなたの価値でもあるのです。
自分にある要素だからこそ、相手の要素に気付けるという仕組みです。
気を付けていただきたいのは、考え過ぎないこと。
難しく考えると筆が止まります。
ぜひ気楽にゲーム感覚でやってみてくださいね。